峩々温泉―宮城蔵王温泉郷の山と渓谷に囲まれた名湯2010/08/05

 宿直明けの翌日に休暇を取って宮城蔵王温泉郷の峩々温泉に行ってきました。日本の秘湯を守る会に加入している宿です。平日で日帰り温泉客が少ないためか、受付が宿泊客棟に移っていました。土日祝日は日帰り棟にいるようでした。入浴料も1000円に値上げされていた。

峩々温泉

 枕木の階段を登って入ると左手に談話室があり、書籍もあってゆっくりくつろぐことができます。

峩々温泉談話室

 突き当たりにコインロッカーがあります。廊下を渡ると右側に休憩室があり、自由に利用できます。さらに進むと東の湯という名前の内湯が男女別にあります。露天風呂より高台にあるため、外の眺めは柵に囲まれている露天風呂より内湯の方がいい。

峩々温泉内湯

 さらに進むと突き当たりに露天風呂があります。男女別のはずですが、表示をきちんと確認してきませんでした。廊下には写真が多数展示してありました。
 お湯は無色透明で温度も高からず低くからずの絶妙な温度です。

峩々温泉露天風呂

 開湯は明治の初期で胃腸病に効く日本三大名湯と称されています。かつては訪れるにも山越えをする必要がありました。蔵王エコーラインが開通し、団体客やマージャン客が大勢来るようになりました。それに疑問をもち、湯治客をもてなす本来の姿に戻すために団体をお断りしています。さらに、日帰り客と宿泊客を部屋も風呂も別にして、宿泊客がゆっくり泊まれるようにする拘りようです。
 ボンネットバスでの送迎や夜の星空見学と客寄せに努力しています。
 数年前に一度正月の休養にと宿泊したことがあります。料理ももてなしも大満足しました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kitayama-jcp.asablo.jp/blog/2010/08/05/5269883/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。