臥龍温泉保養センター―古い住宅地のビルのなかにある名泉2011/04/05

 東日本大震災で被災して電気とガスが止まっていた時に下の娘の嫁ぎ先である山形からおにぎりの差し入れがあって大変助かったので、自宅の電気や都市ガス、ガソリンも平常に戻ったのを機にお礼に行くことにしました。
 訪問の前に何度が入ったことのある山形市の国道13号線沿いにある臥龍温泉保養センターに入湯しました。
 国道の駐車場入り口に痛みの和らぐ温泉と看板に出ているのが前から気になっていた温泉で3度目かの入湯です。温泉とは思えないビルの1階にあります。

臥龍温泉

 入浴料は350円です。コインロッカーあり。日帰り温泉ですが個室もあり、広さが6畳・8畳・12畳のいずれも2000円です。大広間での休憩には500円が必要です。岩風呂と檜風呂の内湯だけで、半月毎に男女入れ替えます。午前6時から午後9時まで営業しており、休憩室は午前9時から午後6時まで年中無休です。
 
臥龍温泉の玄関

 源泉は同敷地内にあり、動力で揚水しています。源泉の温度は53.4℃と高温のため、加水して湯口では45.3℃に下げ、浴槽では43.3℃と申し分のない温度になっていました。
 主成分はナトリウム・カルシウム・カリウム・珪酸塩・硼酸塩と珍しい泉質です。お湯は無色で若干白濁していました。塩素消毒はしていますが、循環はしていません。毎日掃除をしています。湧出量は130/min、ph8.2でした。

臥龍温泉の湯舟

 正面玄関前にテントの出店があり、その日採った山菜の販売をしていました。現在の経営者は2代目で歴史はまだ30年と短い温泉でした。

臥龍温泉の出店

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