花山温泉温湯山荘―花山の大自然に抱かれて源泉かけ流しに生まれ変わった温泉宿 ― 2010/12/07
宮城県栗原市にある花山温泉温湯山荘に入ってきました。2008年の岩手・宮城内陸地震に被災して、源泉の出が少なくなったため、新しくj遠くから引いています。源泉名はよしの湯でした。
内湯と露天風呂がそれぞれ男女別に各一つずつあり、日毎に入れ替えます。内湯の温度は41.7℃で湯口からは42.3℃のお湯が注がれていました。
露天風呂の温度も41.8℃ですが、湯口の温度は57.6℃と高温でした。お湯の色は無色透明です。
源泉の主成分はナトリウム・カリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩・炭酸塩でした。成分も豊富になったようです。
料金は500円で、休憩室と使うときは入浴込みで1000円です。
花山温泉郷の復興はまだまだこれからで、温湯山荘だけが通常営業をしています。隣の佐藤旅館は来春開業のようです。湯栄館は流されてしまい、湯浜温泉の営業も本格的にはこれからです。
途中の法面の崩壊後の傷痕もまだまだ生々しいものがありました。
途中の法面の崩壊後の傷痕もまだまだ生々しいものがありました。
中山平温泉東蛇の湯―鳴子温泉郷の源泉かけ流しの湯治宿 ― 2010/12/07
宮城県大崎市鳴子温泉の中山平温泉東蛇の湯に入ってきました。隣の鳴子らどん温泉と経営は同じらしく、こちらは自炊部となっています。料金は300円。廊下にコインロッカーがありました。
源泉は98.8℃の高温なので、内湯と露天にそれぞれ浴槽が二つずつあり、一切の加水の設備もなくして、一方の浴槽の温度が下がってきたら使用するという方式をとっていました。文句なしの源泉かけ流しです。
主成分もナトリウム・カリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩・炭酸塩に加えて、硫化水素イオン・メタホウ素イオンという珍しい成分が含まれています。
内湯の温度は44.9℃あり、湯口からは申し訳け程度のお湯が注がれていました。露天の温度は40.3℃でしたが、湯口からは66.1℃の高温のお湯が流れていました。
露天風呂は川の傍にあり、自然に囲まれてのんびりするには最適のロケーションでした。
露天風呂は川の傍にあり、自然に囲まれてのんびりするには最適のロケーションでした。
お湯は申し分なしですが、湯治文化の衰退は避けようもなく、施設の傷みや汚れがめだちました。脱衣所には洗面施設もありませんでした。
最近のコメント