鎌先温泉すずきや旅館―温泉街の入り口にある250年の伝統のある温泉旅館2010/11/14

 宮城県白石市にある鎌先温泉すずきや旅館に入ってきました。1764年に開業した伝統の老舗温泉旅館です。温泉街の入り口にある共同駐車場に車を止めるとすぐ前にあります。10年ぶりくらいの再入湯です。

鎌先温泉すずき屋旅館

 料金は500円。風呂は2階に内湯があり、浴室の壁が金色の黄金風呂が男性用となっていました。時間で入れ替えます。

すずきや旅館の浴室入り口

 源泉は鎌先温泉1号です。温度は33.1℃、湧出量53.9ℓ/minです。湯口からは42.3℃のお湯が注がれ、風呂の温度は41.7℃と低めでした。無色透明。加温・塩素消毒・循環あり。塩素臭なし。

すずきや旅館の黄金風呂

 4階の屋上には檜造りの露天風呂がありました。源泉は鎌先温泉1号でした。湯口の温度は45.1℃で風呂の温度は42.0℃でした。

すずきや旅館の露天風呂

 鎌先温泉でこじんまりとした清楚な旅館という感じを受けました。しかし、黄金風呂は個人的には好きではありません。豊臣秀吉が黄金の茶室を造ったとは聞いていましたが、まさかそんな体験をするとは思っても見ませんでした。

鎌先温泉 木村屋―静かな温泉街で名代の湯の宿2006/03/14

 宮城県の鎌先温泉・木村家に行ってきました。古くからの温泉街で木造家屋が多い街並みでは、コンクリート造りの建物なので目立ちます。鎌先温泉の発見は1428年となっています。木村家の創業は400年以上です。
鎌先温泉木村家3
 展望風呂や岩風呂、天狗風呂など、2つの源泉をもつ旅館にふさわしく多彩な風呂があります。できれば全部をゆっくりと入ってみたいものです。今回は、昼の取材と夜の取材の合間をぬった入湯で余りゆっくりできなかったのが残念でした。

鎌先温泉木村家2
 交通の便があまり良くないためたくさんの客がなだれ込んでくるわけでもないので、温泉街静かで落ち着いています。山形県米沢市の小野川温泉と似ています。お湯の方は小野川温泉の方が抜群にいい。鎌先温泉は無色透明で温度も低めになっている。
鎌先温泉木村家