川村美知男の温泉紀行

訪問者数

旧宮城町の熊ヶ根中学校教諭を４年間勤めた後日本共産党の専従へ。退職前の８年間は赤旗の記者をやって結構楽しかった。退職後、宮城厚生協会泉病院友の会の『友の会だより』の編集に5年。5年目は増ページに奮闘。12頁にした直後に訳があって自ら辞任した。

【東日本大震災前の記載】
県内の史跡を訪問して近くの温泉に入るのを趣味にしています。近県の日帰り温泉を中心に掲載します。地域の歴史や住民の運動にもふれていきます。

　宮城県の小原温泉の外れにあるやくせんに入ってきました。国道１１３号線を七ヶ宿に向かい、小原温泉を通りぬけて材木岩が見えてきたら、表示に従って左折します。自然豊かな一軒宿です。

　開湯１２００年の由来があり、弘法大師の伝説と結びついています。小原温泉の始まりはここにあるようで、小原温泉の湯元といっていいのではないでしょうか。温泉の由来碑が建っていました。

　浴槽の壁には由来を書いた文書が張り出されていました。また眺めも素晴らしいものがありました。

　温泉は、石膏芒硝泉という珍しい泉質です。笹谷温泉・一乃湯もこの泉質だったと思う。薬用の効能もアトピーや糖尿、胆石に聞くと評判があり、買い求めていく人も多いようだ。源泉かけ流しで、温度は少し低めでした。

　宮城県鳴子温泉の早稲田桟敷湯に入りました。２０００年に新しくコンクリート建築に改築されました。改築前に小さかった子どもを連れて来たことがある。どちらかというと改築前の方が好きです。今の建物はコンクリートになって趣がありません。

　１９４８年に早稲田大学の土木科の学生が実習を兼ねて掘削して掘り当てた温泉です。場所は鳴子総合支所の裏にあります。駐車場は共同駐車場があります。