稲取温泉・東海ホテル湯苑―伊豆七島を臨む稲取温泉発祥のホテル2011/06/09

 伊豆半島一周のバスツアーに参加して稲取温泉・東海ホテル湯苑に宿泊してきました。東日本大震災の憂さを晴らすつもりの参加者が集中したためか、キャンセル続きのツアーのなかで37人の参加者で決行となった。天候に恵まれずに2日間の旅程中に一度も富士山は姿を現さなかった。
 稲取温泉は周辺に見るべきものは何もない簡素な温泉街だった。早朝に周辺の散歩もする気力が起きなかった。

稲取温泉東海ホテル湯苑の外観

 当ホテルは、稲取温泉の源泉を1958年に掘り当てた最初の源泉を所有しており、稲取温泉元湯に相当するホテルだ。正面玄関に記念碑があった。全室が海に面した眺望抜群の立地ではあったけれど、雲が立ち込めて伊豆七島を十分に眺めることはできなかった。

稲取温泉発祥の源泉

 源泉は稲取2号源泉といい、温度は71.4℃と高温のために加水して温度を下げている。温泉施設は1階に貸切風呂があり、3階(遊々湯苑)と5階(洋々湯苑)にある施設を半日毎に男女入れ替えて使っている。

稲取温泉東海ホテル湯苑遊々湯苑1

稲取温泉東海ホテル湯苑遊々湯苑2

 貸切を除いてそれぞれに8種類の私説を配置して多彩な風呂を楽しめるようになっていた。湯口では47.2℃のお湯が、湯船では38.2℃に下がっていた。消毒と循環している。湧水量120ℓ/min.。
 主成分はナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩・炭酸塩だった。

稲取温泉東海ホテル湯苑洋々湯苑1


稲取温泉東海ホテル湯苑洋々湯苑2

稲取温泉東海ホテル湯苑洋々湯苑3

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