沢乙温泉内海旅館―坂上田村麻呂が発見したと伝統の名湯2010/10/29

 宮城県利府町にある沢乙温泉内海旅館に入ってきました。坂上田村麻呂が発見したと伝わる伝統の名湯です。10年ぶりくらいの再訪です。当時は露天風呂に屋根はなかったのですが、今回は立派な屋根がありました。 
 源泉は17.8℃なので加温しています。加水はなしで循環しています。オゾンと紫外線を併用するKANKIという装置を使って消毒しているため、塩素の臭いはしませんでした。

沢内温泉内海旅館の玄関

 内湯と露天風呂が男女別にあります。内湯は湯口から64℃のお湯が注ぎ込まれ、風呂の温度は43℃でした。露天風呂は湯口から45℃のお湯が注がれていましたが、入ったときは38℃と低すぎました。

内海旅館の外観
沢内温泉内海旅館の浴場入り口
内海旅館の脱衣所

 源泉の主成分はナトリウム・カルシウム・珪酸塩泉です。珍しく塩分はありません。お湯の色は無色透明でした。

内海旅館の内湯

 脱衣所には坂上田村麻呂が発見した謂れが8代目内海次雄氏の直筆で書いてありました。

沢乙温泉の風呂

 近くには宮城県総合運動公園や県民の森などがあり、住宅地も広がっていますけれど、温泉は水田のなかに静かに立っています。

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