神ヶ根温泉―湯治場の雰囲気を残す大倉山の麓にある温泉宿 ― 2010/09/20
秋保温泉街から離れた神ヶ根温泉に入ってきました。大倉山の麓にある湯治場の雰囲気を残す温泉宿です。明治の中頃に地元の人に発見されました。神がかった発見でないのが珍しい。
新館と旧館があり、旧館の風呂が午後だけ女性専用となります。浴場には大きな湯船と小さな湯船があります。小さな湯船が28℃の源泉のお湯です。大きな湯船が42℃に加熱しています。塩素の匂いがしました。湯船からお湯の吸入口があり、循環していました。
泉質は、ナトリウム・塩化物・炭酸・硫酸泉です。
玄関でインターフォンを鳴らすと声がして受付が来ます。入浴料を払うと何の説明もしないで消えてしまいそうなところを呼び止めて話を聞く。
宿の経営は5代目で、創業は大正年間から100年になるそうです。仙台と山形の主要道路に面しているので、往来する人の宿として発展してきて、湯治場として今に至ると語っていました。
庭には池があり、大きな鯉が何匹も泳いでいました。
池の奥に目を凝らしていたら何やら建物が見えたので、近寄ってみると月山権現を祭った祠でした。大倉山の山頂には月山権現を祀っています。
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